僕なりの挑戦-1

何故、そんな所まで行くのか?
今回の旅では日本でだけでなく、海外でもこういう質問が多かった。

Laos

ラグジュアリーなホテルに泊まって、美味しい物食べて、有名な観光地に行って綺麗な景色見て、楽しんで。それが旅行だろう?
日本人なら金もあるし、何も無いそんな山奥へ行く必要なんて無いだろう?

でも、違うんだよ。
僕にとって、そんな物は別に必要ないし、そこが価値観の中心ではないんだ。
別に金儲けが目的でもなければ、地位とか名誉が欲しいわけでもなく、武勇伝を語りたいわけでもない。
そんな価値観の所に行きたいわけでもなければ、そういう価値観を持ってる人達に会いたいわけでもない。

只、単純に自分の心が欲するところへ行き、自分のやりたい事をしたいだけなんだ。
今回の目標は出来るだけ山奥に。観光地化されていない、奥地に行く事。
何故なら、それにはある目的があったから。

僕はこれまでこの東南アジア、メコンの国々で、大変お世話になってきました。
云わば、僕のルーツでもあるのです。

そのおかげでこの十年もの間、日本で刺龍堂というスタジオを続けてくる事が出来ました。
これまでずっと繋がってきた国々、そしてこれからも繋がって行く国々。
この大切の隣人たちに、僕なりに何か出来ないか?
そう思い続け、色々と試行錯誤してきました。

今回もまだ試行錯誤の段階ではありますが、この世界との関わりを探す旅でもあったのです。

で、それは何か。

僕は長い間、このアジアの国々を訪れ、その変化を目の当たりにしてきました。
その中で、お金の価値観に埋もれてしまう人、そことは無縁に幸せが何たるかを知っている人。色々と出会ってきました。
しかし、時代の流れというものは酷なもので、どんどんと山奥だった所まで開発され、資本主義が流れ込み、その変化の中でもがく人達を見て、僕の気持ちも複雑でした。そんな世界において、この人達と何か一緒に出来ないだろうか?
そういう考えがずっとあり、僕なりの方法で一つのアクションを起こしました。

僕だって、元々は何もなかった。まあ、裕福な家庭でもなければ、僕が25歳の時には父親を亡くし、その後は様々な災難が降り懸かりました。まあ、ここでそんな話はしても仕方ないので、しません。

でも、今こうやってデザインという武器で仕事が出来るのは、このアジアの国々に出会えたから。そんな僕と同じように彼らにも、何かしら自分の武器で戦えるという事を僕なりの形で伝える事が出来ればと思い、今回に至ったわけです。

そう、これは僕なりの旅でもありつつ、この世界に対する挑戦でもあるのです。

さて、そんなわけで行ってきました!ルアンナムタ!
国はアジアの小国、ラオス。日本ではマイナーですし、何の資源も無いと言われるが、ルアンプラバーンという世界遺産の街は今、ヨーロッパの人達が「一番行きたい街」に選ばれたりもする熱い国です。
でも、今回はそんなルアンプラバーンという街は飛び越え、中国雲南省と国境を接する地域です。ここには少数民族と言われる人達が大勢住んでいます。
たった二週間で行けるのかどうか分からないけど、まあ、毎度の事ながら僕の旅は行き当たりばったり。トラブルもウェルカム。アウェーになればなる程にワクワクする。
そんなわけで、帰りの事や現地でどうなるかなど一切考えず、取り敢えず懐に飛び込んで参りました。
勿論、ガイドブックも無いんで、一切の情報もない。行けば、どうにかなるだろうという感じで。

しかし、いきなり何も分からない街に入って、何かが出来るわけもない。先ずは情報収集です。こういう時に手っ取り早いのがトラベルエージェンシー。
ここで初日は少数民族の村へ行くトレッキングに参加したのです。
勿論の事、そのガイドは現地の人。英語も問題なく喋れる(*この辺りにくると英語は通じなくなり、むしろタイ語や中国語の方が通用する事があります)
そこで僕はどんな少数民族が居るのか?どこで生活しているのか?僕がガイド無しで一人で村々を訪れても問題ないのか?そんな色々な質問をして情報収集をさせてもらいました。
更には車に乗りながらマップを作製し、目印を書き込み、自分で行動する際に役立てるようにしました。
けして、一時も無駄にはしません。

そこである程度の知識を得た僕は翌日、もらった地図も片手にしつつ、バイクを借りて、点在する村々へとお邪魔する事にしたのでした_。

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ちょっと長くなりそうなので、続きは次回にて。
本日はこの辺りで失礼します。

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