僕なりの挑戦-2

時間は少し遡って、先ずはメインのルアンナムタの街を紹介します。
夕街のメインストリートがここです。この200m?くらいの間に、外国人向けの宿、レストラン、ナイトマーケット、旅行代理店などが集まっています。
この日は何故か花火が上がって綺麗でした。
この時ばかりはバイクで走っていた親子、売り子、みんな止まって花火を観ていました。
この素朴さが、僕にはとても心地よかった。

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二枚目の画像は一本裏の道。こんな感じで長閑なものです。

さて、夜明け前に目覚め、

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出発の準備。夜、街が寝静まるのも早いですが、その分、朝も早いです。

先ずはバイクを借りる。
125ccのHONDA。ロータリー式。

借りる時はガソリンはほぼ入っていないので、満タンにしてから出発(返す時も満タンにする習慣なども無い)。
バリでは昔よく、瓶に入ったガソリンを買って詰め込んでいたけど、ラオスではそういった所は無く、普通にガソリンスタンド。
まあ、どこでも大差は無いだろうと行ってみる。

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こんな山の方とは言え、街は街。しっかりとガソリンスタンドもある。
お姉さんに満タンと伝えて、入れてもらいお金を払う。ガソリン代はとても安いので助かる。

そして、いざ各村々へと尋ねるわけだが、ここには本当に無数の村が点在している。
アカ、ブラックタイ、ホワイトタイ、レッドタイ、ホウアナ、タイルゥ、ヤオ、カムゥ、モン、シダ、サロォ、ラオビィ、ラオユアン、ランテン(その他多数)などなど、僕が教えてもらっただけでも計り知れない。
そして近隣の地図は手に入れたが、遠方は分からない。昨日、車で連れて行ってもらった際に、乗りながら地図を書いていたので、その地図も併せて、バックに詰め、出発。
メインストリートは舗装されているが、脇道に入ると直ぐにこんな感じ。

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懐かしいね。。バリも昔はこうだった。(今は舗装されてしまったけど)
まずは一つ一つの村を訪ねて、感触を確かめる。
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子供達の反応はシャイだけど、みんな良い笑顔。
大人の方が少し反応は堅いが、とても友好的。

よし。

これなら、いける。ガンガン行こう!

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途中、薪拾いの親子に出会ったり(向こうはこんな小さなウチから、働き手)、

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水牛にも出会ったり。
バイクで入れないところはトレッキングで入っていくと、こんな景色にも出会えたり。

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まるで鎌倉時代辺りに遡ったような感じでした。
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さて、そんな村の一つがこちら。
ランテン族。彼らは昔、中国から南下してきた人達だそうで、確かにどことなく、僕らにも似ていて親近感が湧く。
僕ら日本人も、主に4つのルートで日本に入り込んでいるというし、遠い祖先はどこかで繋がっているかもしれない。

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後ろに居るお母さんはまだいってて20歳そこそこだろうけど、どこでも同じように田舎は結婚が早い。
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こんなでっかい、衛星アンテナが違和感w
が、彼らの生活には必需品なのだろう。
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商品の品ぞろえは手薄だが、そんなに必要としないのだろう。
彼らのような村の人達は、山で狩りをし、農作物を育て、必要最低限のもので生活し、それに満足する。
「足るを知る」を心得ているのだ。ここで長年暮らしている人達はね。
でも、少しづつ中国から、またヨーロッパなどから人が入り込み、その価値観ももう暫くすると変わるのだろう。
バリもそうだが、食い尽くされるのは、あっという間だ。

だから、僕は変な価値観は持ち込まないし、押し付けない。
僕が彼らの中に入り込み、僕がやりたいのは彼らの中にある可能性を見つける事。

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村ではよく野ブタ?イノシシ?を見掛けたが、結構、すばしっこい。

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そして、いよいよ僕の今回のテーマへと入る。
僕に出来る事といえば、やはり絵しかない。まあ、別に上手くはないが、言葉も完全に通じる相手でなければ、絵は尚更役に立つ。
この村々の子供達に、僕なりの武器「絵」というものを使い、色々伝えようと思う。

まず、消しゴム付の鉛筆や色鉛筆は大量に持ってきたので、それぞれに配る(意外にこれが重かったw)。
そこに「お題は無いから、自分の好きな物を描いて」と伝える。

そして出来上がったら、一人一人に見せてもらう。絵の優劣はつけないが、それぞれの絵の良さを言う(どうせ通じないから日本語で)。
良い絵には、それなりのお菓子を配る。

ここでまず何か良いものが出来たら、それなりのものが得られるんだ。
という事に気づいてもらおうと思ったのだ。

これまで貧しい国も色々と回ってきた。でも、彼らは貰い慣れている人達も多く、働かないで何もしないで貰う事だけを覚えてしまっていた。
でも、違うでしょ?

欲しい物があるのなら、戦って勝ち取らなければ。
絵でもいい、彫刻でもいい、料理でもいい、何かの商才でも良い。とにかく自分の力で「手に入れる」という事を伝えたかったのだ。
そして、一番良い絵を描いたコにはサッカーボールをプレゼントしようと、日本からここまで空気を抜いて沢山持ってきた。空気入れも持って。
(これがバックパックで来れなかった主な理由w)

しかも、誰か一人が独占する物ではなく、一つで遊べるサッカーボールという優勝商品で。

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さて、ここからはみんな真剣そのもの。
中には恥ずかしがるコもいたけど、無理強いはしない。
(特に女子は恥ずかしがって描かない)
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あくまで自分が思うままに。

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沢山の村々で、沢山の絵を描いてもらった。

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優勝者にサッカーボールをプレゼントしたら、直ぐに皆で遊びはじめ、僕も混ざり、楽しませてもらった。

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はっきり言って、「絵って何?」って言うコ達も居た。
鼻水垂らして、ボーっと口開けてた。
点を打つのがやっとだった。

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でも、それでもいいんだ。
何かをする。
無駄かもしれないけど、やってみる。
出来ないかもしれないけど、行動してみる。

それが無ければ、何も生まれないから。

僕は今回の事で、むしろ何かを渡すのではなく、彼ら彼女達の笑顔という最高のプレゼントを頂いてきた。
金では得られない、非常に大切なものをもらった。

僕のやっている事なんて、あくまで一人で起こしたアクションなので、一滴の雫みたいなもんだ。
別にスポンサーがついたり、これを広告したり、非営利団体なわけでもない。
あくまで僕が思う事を、思うままに起こしたアクションだ。

だから、枯れた大地では直ぐに枯れてしまうだろう。
そこから何かが芽吹くなんて、難しいかもしれない。
でも、その一滴が何度も続けば、もしかしたらいつの日にか芽が出るかもしれない。
何せここは、最高の「笑顔」という可能性に満ちている土地だから。

そしていつの日か、この中から僕らの仲間になる人材が出てくるかもしれない。

その「もしかしたら」の為に、僕はこれからもその一滴を運びたいと思っている。
大きな力ではないから、こんな些細な事だけどね。

さて、次回は続きの話をもう少し書いていこうと思います。
本日はこの辺で失礼します。

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